連日コロナウイルス関係のニュースで持ちきりですね。
卒業式が中止になってしまったり、学校では休校が続いていたり、お仕事もテレワークに切り替わったりと、いつもの年とは違う生活を余儀なくされることも多いですよね…💧
いつまで続くのか、先が見通せない分、不安も大きくなってしまいます。
マスク不足は医療機関でも深刻になってきているようですし、在庫はしっかり確保されていると報道されていても、トイレットペーペーなど店舗から姿を消した商品もあります。
こうしためまぐるしく変わる情報の中にあって、一貫して変わらず呼びかけられていることもあります。
「うがい」「手洗い」の徹底です‼️
先日、某テレビ番組で「効果的な手洗いの仕方」について教えてくださっていました。とてもわかりやすくためになりました。こうしたことは、知っているのと知らないでいるのとで差が出てきてしまうことですよね。
そこで今日は、「効果的なうがいの仕方」について、これまでの経験をもとにお話しさせていただきます。
「うがい」も「手洗い」と一緒で、なぜ?を知った上で行うと更に効果が上がると思いますので、なぜ?についてもお話しさせていただきますね。
最初に結論からお伝えします。
うがいは、「あかさたなはまやらわ」で行ってください❗️❗️
アナウンサー時代はもちろん、今の仕事を始めてからも〝のど〟のケアは大切なことで、毎年この時期は気が抜けません。
シーズンの始めには、毎年必ずマスクを1シーズン分と、お気に入りの数種類ののど飴をまとめて購入しています(^^;;
ではここからは、なぜ?についてお伝えさせていただきますね(^^)
「効果的な手洗いの仕方」について某番組では、手のひらや甲、指と指の付け根のところ、爪、手首まで、しっかり洗うことでより効果が高まるとお話しされていました。
これはすなわち、もしかしたら普段は手のひらだけを擦り合わせて「手洗い」をしていたかもしれない方々に対して、「手」のひらだけではなく、「手」のありとあらゆる部分をしっかり洗い切りましょう!→「手」とは「手のひら」だけではないですよ!というメッセージです。
「うがい」も同じように考えてみてください。
水を口に含ませ、天井を見るように上を向いて「あ============」
と行なっている方も多いのではないでしょうか。
これを「あ=か=さ=た=な=は=ま=や=ら=わ=」に変えて行なってみてください!
なぜ?でしょうか?
「手洗い」と同じです(^^)👍
「のど」の、ご自身で取り組めるありとあらゆる部分をしっかり洗いきるためです!
〝声〟を発するためには、〝舌〟や〝のど〟を使います。私たちは、無意識のうちに、この〝舌〟や〝のど〟を上手に動かして〝声〟を使い分けているのです。
五十音表を思い浮かべてください。
縦の並びを「行」。「あ行」「か行」「さ行」・・・
横の並びを「段」。「あ段」「い段」「う段」・・・
と言います。
もう少し詳しくお伝えさせえていただきますと、
「段」での発声は、すべて最後に母音が残るため、発声するときの「口の形」が同じになります。要するに「あかさたなはまやらわ」は、発声するときすべて口の形が「あ」になっているのです。
ではどうして違う音が出るのでしょうか?
発声直前までの〝舌〟や〝のど〟の準備位置や動かし方を変えることで音を出し分けているからです。「段」で行う発声練習は、口の形が固定されている分、〝舌〟や〝のど〟が頑張って動き回っているのです!
このため「段」で発声練習をしながら「うがい」をしていただけると、「あ」だけで行なっているよりも、〝舌〟や〝のど〟の形を変え、動かしながら行えますので、「あ=====」うがいより更にまんべんなく〝のど〟を洗うことができるというわけです。
「のど」も「のど表面」だけではなく、できるだけ多くの面を洗えると良いと思うのです(^^)
「あ=か=さ=た=な=は=ま=や=ら=わ=」
「い=き=し=ち=に=ひ=み=い=り=い=」
「う=く=す=つ=ぬ=ふ=む=ゆ=る=う=」
「え=け=せ=て=ね=へ=め=え=れ=え=」
「お=こ=そ=と=の=ほ=も=よ=ろ=を=」
ぜひ、試してみてくださいね😃❣️
できるだけ早く、皆様にいつもの日常が戻りますように。