滑舌トレーニングテキスト「外郎売(ういろううり)」を読みこなす上で、本家ういろう(小田原)に行ってみたい!!
という声があがったのは、先日の『外郎売先生資格更新会』でのこと。
講師資格を持ちながら、ほとんどの方が、まだ実際に訪れたことがない‼️とのことで、
そこからものすごい勢いで「ういろうツアー」が決まり、今回のツアー企画をしてくれるなおちゃん(大和田奈生子講師)のプランで、11/4とても穏やかなお天気の中、皆さんと『ういろうツアー』に行って参りました🚃
私個人としては二回目ですが、初めて訪れた時(2018年)と比べると、いくつか変化がありまして、ういろうも値上がりしておりました〜〜〜(^^;;
昨今は原料の生産が非常に少なくなってしまっているのだそうで、通販などがなく対面販売のみというところは以前と同じですが、今回“ういろう”の購入は一人3箱までということでした。
“ういろう”のお店に入ると、9割はお菓子の“ういろう”など和菓子を扱っているコーナーで、私たちが「外郎売」として知る、薬の“ういろう”は、奥の方にある「薬局」で販売されています。(←ホントにお薬ということです)
“外郎売”に出てくる文言「表が三つ棟玉堂づくり」とは、まさにこの写真の三つ棟こと!!!
「欄干橋のいわれも石柱碑に書いてある!!!」と、イチイチ感激しておりました笑
お店の中は、撮影禁止なので、写真など取ることはできませんでしたが、“ういろう”は手早く購入できるにも関わらず、常時6〜7人は並んでいるのです。
しかも少し驚いたのは、観光客以上に地元の方らしき人が多く、“ういろう”が小田原に住む方々にとっても常備薬として親しまれていることに気付かされました。
今回は、プランナーのなおちゃんが事前に調べたことをシェアしてくれて、その中で、ういろうの歴史の尊さについて改めて知り、感動しました。
そして、歌舞伎の世界と同じように、外郎藤右衛門というお名前は世襲されるもので、25代目が襲名されるさいの儀式の様子を初めて撮影した映像にも感銘を受けました。
私は、「伝統を変化させず伝え続けるために、内側は変化への対応を続けている」という言葉がとても印象的でした。
こうしたことを知ってから伺えたので、“ういろう”が更に尊く感じられました。
ご一緒した「ことラボ」メンバーの外郎売先生は、早速翌日の講座で、受講生さんたちに“ういろう”をお裾分けされ好評だったそうです♪
こんなことしてくれる先生!生徒だったら感激しますよね♡
外郎売先生は、こうしたあったか〜〜い先生方がいっぱいです☺️
【外郎売先生】資格取得のための養成講座は、KOTOSEで開催しています。